美肌・美髪・引き締まったボディラインと「たんぱく質」の関係性

体はたんぱく質でできている

人間の体は、水分・たんぱく質・脂質・ミネラルの4つの主要成分で作られています。水分は体全体の60%を占めており、水を除けば人の体はほとんどがタンパク質で作られています。女性の美しさを左右する肌や爪、髪などの主成分もたんぱく質です。

キレイな肌や髪のために、様々なお化粧品やサプリメントに手が伸びがちですが、まずは土台作りが大切。毎日の食事の中で良質なタンパク質を十分に摂ることが、キレイを育む第一歩なのです。

ボディラインを作るたんぱく質

人の体には430種類を超える筋肉があります。およそ体重の30~40%を筋肉が占めています。大きく分けると、内臓器官の運動に関係する平滑筋と、体を動かすために働く骨格筋があります。これらの筋肉はたんぱく質で作られます。

骨格筋は運動機能だけでなく、ボディラインの見た目も左右します。骨格の上に適度に発達した筋肉が付き、それを土台にして程よく脂肪が乗ることで、たるみがなく張りのある女らしいボディラインが作られます。引き締まったレッグラインや丸みのあるヒップラインは、よく発達した筋肉の上に適度な脂肪が乗ることで叶えられるのです。

とはいえ、筋肉は年齢とともに減って行くもの。

年齢を重ねた体の「ゆるみ」「たるみ」は筋肉の減少が根本的な原因です。

適度な運動はもちろんですが、まずは十分量のタンパク質を摂らなければ、筋肉の維持はできません。

髪を作るたんぱく質

髪の成分の8割は、たんぱく質でできています。そのうちケラチンタンパク質が70%、非ケラチンタンパク質が10%を占めます。

たんぱく質の次に多いのが水分、残りは脂質やメラニン色素などで髪の毛は構成されています。

髪の構成要素の8割を占めるたんぱく質ですから、ツヤ・ハリ・コシ、強度など、髪の毛のコンデションをもっとも大きく左右する要因になります。艶やかで美しい髪をキープするなら、良質なシャンプーやヘアケアグッズも重要ですが、髪の毛の底力を引き上げるように、タンパク質を十分にとって、体の中からケアすることが重要になります。

乾燥肌・年齢肌対策もたんぱく質

角質層内にある天然保湿因子(NMF)は、肌のバリア機能の役割を果たし、角質層内の水分を保持する役割を持っています。この天然保湿因子が少なくなると、乾燥して硬くなり、ひび割れによって異物タンパクなど侵入を許してしまい、アレルギ反応やアトピー性皮膚炎の原因にもなります。

お肌の潤いキープに欠かせないNMFですが、これもフィラグリンというタンパク質に由来します。

また、たんぱく質は、肌を構成するコラーゲンを作ります。皮膚の角質層の下には真皮層があり、その真皮層の約70%はコラーゲンによってできています。この真皮層のコラーゲンが、お肌のハリと弾力性を支えているのです。

たんぱく質を食べ物から摂取することで、体内でコラーゲンは合成されますが、年齢とともに合成できる量が減少します。40代では、20代の半分の量ともいわれていています。体内で合成できるコラーゲンの量を減らさないためにも、たんぱく質不足は避けたいものです。

このように乾燥肌・年齢肌対策のためにもたんぱく質は欠かすことができない栄養成分なのです。

憂鬱な生理を乗り切るたんぱく質

たんぱく質は、女性ホルモンを作る材料にもなります。たんぱく質とコレステロールが不足すると、ホルモンバランスや自律神経が乱れ、月経不順や月経痛に悩まされることも。また血液を作るのに必要なたんぱく質と鉄分が不足すると、貧血症状に見舞われます。

生理中は魚や豆製品などからたんぱく質を積極的に摂取することをおすすめします。青魚に多い「EPA」には、子宮の過剰な収縮を抑え生理痛を緩和させる働きがあります。また、大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンととてもよく似た化学構造をしているので、体内でエストロゲンに似た働きを行い、生理痛の緩和が期待されています。

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