ダイエットが停滞したら。痩せない原因と解決策。

恐怖の「停滞期」
野菜中心のヘルシーな食事で、カロリーを制限してダイエット。
はじめのうちは順調に落ちていたはずの体重が、突然減らなくなった!
そんな経験ありませんか?
「私って痩せにくい体質なのかな」と心配になったり、「カロリー制限が足りないのかな?」とひたすら食べる量を減らす、なんてことをしようものなら、
リスクはいっぱい。
栄養の不足を招いたり、より痩せにくい状況に陥りかねません。
我慢を強いる辛いダイエットは、成功への近道ではないのです。
ここでは、停滞期のメカニズムと、それを乗り越える方法をご紹介します!
停滞期の正体
「食べると太る。食べなければ痩せる」というのは本当でしょうか?
食べる量を減らす、あるいは野菜などの低カロリー食品を選んで摂取カロリーを減らす、これがダイエットの基本です。
ところがカロリー制限を続けると、なぜかある時から体重が落ちなくなる、いわゆる「停滞期」に見舞われます。
摂取カロリーを減らしているのにも関わらず、なぜ体重が減ら無くなるのでしょう?
私たちの体には「ホメオスタシス」(生体恒常性)と呼ばれる機能が備わっています。
「恒常」とは常に同じ状態であること、つまり生体恒常性とは、体の機能を一定に保つということです。
例えば、体温。
体温は、若干の変動はあっても年間を通じてほぼ一定です。
血圧や血糖値が一定であることや、自律神経の調節もホメオスタシスによります。
怪我をしても傷が治ったり、体内に侵入した病原菌を排除するなど、外部からの環境変化に対して体を正常に維持する機能がホメオスタシスなのです。
食事による摂取カロリーの減少は体にとって、大事件です。
食事によるカロリー摂取は、生命を維持するために欠かせませんから。
摂取カロリーの減少が続くという生命を脅かしかねない外的変化が生じると、ホメオスタシス機能が働きます。
体は代謝を低下させて、消費カロリーを抑え生命の危機を回避しようとするのです。
これが「停滞期」の正体です。
停滞期はいつくるのか、何を注意すべきか
ダイエットを開始して、体重の5%程度(体重60kgの方なら3kg)減ったあたりから停滞期が始まるようです。(一般的にですが)
この時こそ、冷静な対応が必要。
体重が減らないことに焦り、さらに摂取カロリーを減らすという慌てた対応はNGです。
体がカロリー減少による危機感を察知して、痩せにくくなっているのですから、
さらなるカロリーダウンは、逆効果を引き起こしかねません。
チーティングで騙しのテクニック
ホメオスタシス機能のために、体重が減らなくなったらどう対処すれば良いのでしょうか。
摂取カロリーが減ったせいで体重が減らなくなったのなら、カロリーを摂取しましょう。
例えばダイエット期間中でも、1日だけあえて摂取カロリーを増やします。
すると、カロリーが入ってくることに安心した体は、ホメオスタシスを解除しカロリーを消費し始めます。
省エネモードになった体を騙して、再び体重減少モードに切り替えさせる「チーティング 」というテクニックです。
「チート=cheat」とは「騙す」という意味。
1〜3日程度チーティングを行なったら、再びダイエットモードの食事内容に戻します。
チートディの翌日は、一時的に体重が増えますが、その後再び体重減少が始まります。
チーティングの際に、自分の好きなものをたっぷり食べるという人もいますが、できるだけクリーンな内容の食事でカロリーを増やすことが望ましいです。
「食べていないつもり」は要注意
チーティングが効くのは、「摂取カロリー<消費カロリー」のせいで体重が減らなくなった場合です。
「食べていないつもりで結構食べていた」という人がチーティングをしたら・・・
もちろん順調に太ります。
食べていないつもりで、結構食べているということは良くあるので、
ダイエット中は食事記録をつけて、自分の食行動を客観視すると良いですね。
カロリーにばかり目を向けたダイエットは、長期的には成功に繋がりません。
カロリー制限を行うと、体に必要な栄養素を十分に摂ることが難しくなるからです。
短期間である程度の成果を出すためには、カロリー制限という手法は有効です。
でも、栄養不足を招かないような注意が必要。
そんな時は、低カロリーなのに体に必要なタンパク質が十分に摂取できるプロテイン・ドリンクの活用をおすすめします。
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